気になる口臭と気にならない口臭の違い - 岡田歯科医院

健康通信

【口臭予防】

気になる口臭と気にならない口臭の違い

自分の口臭が人からどう思われているか気になるという方は多いはずです。口臭は気にすればするほど、どんどん気になってしまうものです。実は口臭には人が気になる口臭と気にならない口臭の2種類あります。今回はこの人が気になる口臭と気にならない口臭についてお話していきたいと思います。

他人が気になる他臭症と自分が気にしている自臭症

他臭症?自臭症?っとあまり聞きなれない言葉だと思いますが、口臭にはこの他臭症と自臭症というものがあり、相手に対して不快な思いをさせる口臭を他臭症相手には何の不快な思いもさせていないのに自分では口臭が気になっているのが自臭症です。

他臭症の場合、相手に不快な思いをさせるほど臭うのですが、自分の異臭に慣れてしまうことで自分自身が臭いと気が付きにくくなります。

反対に口臭を気にする多くは自臭症になります。自分の口臭を気にしすぎるあまり過敏になってしまい、だれにもわからないレベルの口臭でも臭いと思い込んでしまうのが自臭症の特徴になります。

口臭の原因と考えられる3つ

  • 歯周病
  • 歯磨きのし過ぎ
  • ストレス

歯周病はやはり歯科医院による適切な治療が必要となります。

続いて歯磨きのし過ぎは少し「あれ?」と思われますよね。歯を磨いてなぜ口臭が起こるのでしょうか。実は歯磨きをすると口の中の唾液も流されてしまい口腔内が乾燥してしまいます。ただ乾燥しても時間がたつと唾液が分泌され乾燥が緩和されていきますが、何度も歯磨きをすることで口腔内の唾液の不足が起こり自浄作用がなくなり、清潔が保つことができなくなるのです。

最後はストレスです。これは自律神経に関係します。ストレスにより自律神経が乱れると唾液の分泌が低下してしまい口臭が起こります。

自臭症の人で多いのは「口臭があるかも」と感じ口を開けないようにしてしまい口腔内に乾燥が起こります。この乾燥により少しの口臭を感じさらに気になってしまう、この気にすることを繰り返すことで自律神経が乱れさらに唾液の分泌が悪くなり、実際に口臭が出てしまうという悪循環に陥ってしまいます。

自臭症の治療について

自臭症の治療の第一歩は唾液の性状を改善することです。併せて食生活や日常生活を改善することをお勧めします。

日常生活でできる口臭ケア

歯磨きは基本的に朝起きてからと夜寝る前に行うようにします。食事の後に歯磨きをすると唾液の分泌が低下してしまうので食後はキシリトール配合ガムを噛むようにするとよいでしょう。

またこまめに水を飲み口腔内の環境を整えることも大切な口臭予防ケアとなりますので心がけてみてくださいね。

まとめ

口臭が気になる人のほ多くは自臭症です。「口臭があるかも!」と感じても、それはほかの人には感じないようなにおいがほとんどです。あまり気にし過ぎず1日2回の歯磨きと食事後のうがい、こまめに水分を取り口腔環境を整えるよう心掛けるようにしましょう!
茨木市の岡田歯科医院では口臭に関するご相談も行っております。もし口臭が気になるという方は一度お気軽にご相談ください。

 



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