よくホワイトニングをご検討されている方からホワイトニングの安全性について質問を受けることがあります。やはり口の中に直接薬剤を入れて行うので心配されるのも無理はありません。今回はこのホワイトニングと安全性についてお話したいと思います。
ホワイトニングは体に悪影響ではないのか?
結論でいうと答えは「ホワイトニングが体に悪影響を与えることはありません」。ホワイトニング剤の主な成分はホームホワイトニングの場合は過酸化尿素を使用し、オフィスホワイト人では過酸化水素を使用します。このどちらも安全性は確認されており、FDAと呼ばれるアメリカ食品医療薬局では口腔内の殺菌剤としての安全性も保障しているものです。
またアメリカ歯科医師会だけでなく、日本でも多くの歯学部や歯科大学でもホワイトニング剤の研究を行っており、その安全性についての研究報告も多くあります。
以下にそれぞれのホワイトニング剤の特長をご紹介します。
ホームホワイトニングのホワイトニング剤は過酸化尿素
ホームホワイトニングに利用されるホワイトニング剤は約10%~20%の過酸化尿素となります。
オフィスホワイトンぐのホワイトニング剤は過酸化水素
オフィスホワイトニングに利用されるホワイトニング剤は約15%~35%の過酸化尿素となります。
過酸化尿素に比べると強いホワイトニング剤となり短時間でホワイトニングを行うことができます。
ただ少し指や唇、歯肉等が白くなったり少し痛みを感じることがありますが数日でなくなります。
どちらも人体に悪影響を与えるものではありませんし、そもそもホワイトニングは歯を削ったり、麻酔をしたりということがない安全なものです。
しかしまれに知覚過敏を起こしてしまうこともあるということも認識しておいた方が良いでしょう。
これはホワイトニング剤が歯に浸透して歯の色素を分解することで起こります。
しかし、それほど心配することはありません。この知覚過敏は一時的なものです。あまりにひどくしみるようであれば一時的にホワイトニングを中断することで収まります。
このような症状が出る場合はフッ素クリームやジェルで歯を磨き少し時間をおいてもう一度という感じで進めていくこともできます。
ホワイトニングの安全性まとめ
いかがですか。ホワイトニングが体に悪影響を与えることはないことがご理解いただけたと思います。ホワイトニングで歯を白くすると本当にお顔の印象が明るくなり自分自身も明るくなるという方も多くおられます。
もしホワイトニングをご検討されている方で人体への影響を心配されている方はこの記事を読んでいただき安心していただければと思います。
また岡田歯科医院ではホワイトニング専門スタッフによるホワイトニングのご相談をが受け付けております。ぜひお気軽にご相談くださいね。