前回は歯についてのクイズで私たちの歯がどのようなものなのかを知ることができました。
今回は歯の大敵であるむし歯についての知識を深めて行きたいと思います。むし歯は一度なってしまうと自然に治ることはなく、放置すると歯を失うことにつながりますし、人間が食べるために必要な噛むという機能の低下にもつながってしまいます。
むし歯についての正しい知識を知り、歯磨き習慣を身につけることでむし歯予防を心がけましょう。
むし歯の原因は?どうしたら予防できる?
どうして虫歯になるの?
私たちの口にはミュータンス菌などのむし歯菌がもともと住みついています。このミュータンス菌は食べ物に含まれる砂糖などから歯垢を作り出します。
むし歯菌はミュータンス菌が作り出した歯垢の中で「酸」を作り出し、この「酸」にはものを溶かしてしまう働きがあり、これがむし歯のはじまりとなります。
ようするにむし歯は口の中にむし歯菌と砂糖がある状態が長く続くとどんどん虫歯になりやすくなってしまうのです。
どうしたらむし歯にならないの?
むし歯になりたくないのは皆さん同じですね。むし歯にならないようにするにはズバリ「強い丈夫な歯を作ること」なんです。
「強くて丈夫な歯を作る」どうやって強くするの???実は強くて丈夫な歯を作るには幼少期などの歯が作られる時期にまずは丈夫な体を作ることがとても大切なんです。
好き嫌いをしないでバランスの良い食事をとり、外で元気に遊び、運動し、よく眠るこれが丈夫な体を作る基本です。大切なので、もう一度!
- 好き嫌いなくバランスの良い食事をする
- 外で元気に遊び、運動をする
- 早寝早起きの規則正しい生活
これが丈夫な体を作り、「強くて丈夫な歯」を作り出すのです。
また、食べ物を食べるときには良く噛んで食べることにより、つばをたくさん出し、歯磨き時にはフッ素の入った歯磨きをすることでさらに歯を強くて丈夫にしていくことができます。
さらに、正しい歯磨きを行うことで口の中のむし歯菌を減らし歯を予防することができます。
むし歯はどこになりやすい?
実は歯にはむし歯になりやすい場所があります。上下の奥歯と上の前歯は特にむし歯になりやすい箇所です。イラストの赤い部分は特に注意して歯磨きを行うようにしましょう!
強くて丈夫な体を作ることが丈夫な歯を作る基本になります。また、毎日正しい歯ブラシを行い、むし歯になりやすい箇所を丁寧に歯磨きケアすることでむし歯にならないよう毎日の努力が大切なんですね。
いつまでも健康な歯を保つためにも頑張りましょう!