インプラントという言葉は最近ではよく耳にする言葉だと思いますし、インプラントと聞けばだいたい人工の歯を埋め込むんだなぁ、というところまでご存知の方も少なくはありません。
「なんだが大変そう」とか「痛そう」というイメージも多いことだと思います。今回はそんなインプラント治療の痛みや腫れについてお話したいと思います。
考えているより痛くないインプラント
インプラントに限らず歯科医院での治療は「痛み」というイメージが強くあると思いますが、最近では医療機器の発達に伴い痛みもかなり軽減されつつあります。
そしてインプラント治療は骨に関わる手術の中では最も痛みの少ない手術だと言えます。術中は局所麻酔が効いているのでインプラントで気になることは骨を削る時の振動くらいです。
また、インプラントの施術本数が多い場合や骨再生、骨移植が必要な場合には専門の麻酔医が全身の管理を行いながら手術します。
インプラント手術の後の痛みについて
インプラント手術の場合術後に痛みを感じたり腫れが出るということはあまりないのですが、中には痛みや腫れがでる方がおられます。しかしそのような場合は処方される鎮痛剤で痛みはほとんど緩和されます。
本数が多いインプラント手術を行った場合は手術翌日に多少腫れや痛みがでることがありますが2日目途に徐々に引いていきます。
インプラント手術の後に気を付けるべきことは
インプラント手術の後の1日は安静にするのが好ましいですが痛みは親知らずを抜いた時程度なので普段の行動はすることは可能です。しかし以下の項目は原則禁止と考えてください。
- 飲酒
- 喫煙
- 入浴
術後2週間はインプラントを埋め込んだ部位を不潔にすると感染を起こしてしまうことがあるので食後にうがい薬でうがいをするなどして口の中を清潔に保つ必要があります。
まとめ
今回はインプラント治療の痛みについてお話をしました。インプラントと聞くとどうしても大事で怖いというイメージもあるかと思いますが実際にインプラント治療を行った患者さんの多くは「考えていたより痛くない」「思ったより腫れない」という印象を持たれます。
インプラント治療をご検討の方がおられればお気軽に岡田歯科医院へご相談ください。今回のお話のように詳しくご説明させていただきます。